桜梅桃李



<   2012年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧


安産ってなんだろう


本日は、いままでそういう生き方をしてこなかったのに、お産は自然に
っていうのは本来無理、というお話です。

マタ二ティ・ヨガは、本来安産を目指すものです。
安産の定義はひとそれぞれだと思いますが、とくに初産の皆さんはいわゆる
自然分娩をイメージするでしょう。

がしかし、今まで競争社会・情報社会に生きてきて、運動不足でストレスフル。
そんな中で、お産だけ「野生に還れ」なんて無理なんだよね。
実は以前、開業助産師さんとそんな話をしたことがあります。

妊娠したのだから、産むちからはある。
とくに初産は時間がかかる。昔は逆子でも時間をかけて下から産んだので、
母子共に大変な目に遭ったり、実際いのちを落とすことも多かった。

今日は医療が発達したことは喜ばしいことだけれど、
訴訟も多いので、産婦人科の担い手は減っている。

助産は、産むちからを信じて見守る仕事。
しかし、医療の介入が増えてリスクが減った分、助産の技を磨く機会も減っている。

妊婦さんがぽかんとしたままお産を迎えて、ご安産だったらラッキー。
反面、妊娠中に最善を尽くしても、思うようなお産にならない場合が多い。

それはある意味、現代人としての生きかたの結果であるけれど、
医療者側の経験不足の場合もあるよ。
最善を尽くしても、望みどおりにいかないことも、
長い目で見るとそれなりに意味があるんだよ。

なぜ自然なお産を目指したかったのか。
それは産後が楽だから。からだが楽だと、授乳もスムーズにいきやすい。
おっぱいがよく出ると、体重が早々落ちる。(お肉はたるんでるけど!)
なによりおっぱい育児は楽だし、経済的だ。

そうやってきて、確かに楽だったけれど、それでもいろいろあった。
母乳だとひとに預けにくかったり、離乳食がすすまない場合もあるしね。

安産ってなんだろう。
ヨーガの呼吸法が現場で役に立つと言われてはいるけど、実際どうよ?
(もちろん「役に立った!」 と報告してくれる方、自然分娩じゃなかったけど
参加してよかったと言ってくれるかたもたくさんおりまする。)

三度のお産を経たにもかかわらず、まだまだ確信がありません。
だから、きれいごとは言いたくないんだな。

ただ、妊娠時のヨーガの時間は、忘れられないほど気持ちよかった。
妊婦同士でのお喋りもほんと楽しかったな。そんな記憶だけは確か。
ネガティブな側面ばかりを書いてしまいましたが、医療者ではないけれど
母親としての正直な思いを伝えたいのです。

なんでもそうだけど、あまりにも他者に管理されすぎたり、マニュアル化
商品化されてしまうのはいかがなものか? もっと賢くなりましょう。
志の高いお医者様、助産師さん、そして産み手が増えることを願っています。

お産っていいものだよ。
子どもは手がかかるけど、いいものです。
だから、女のひとには元気でいてほしい。ちからを発揮してほしい。

ご縁のあったみなさん、本当にありがとう。
どうぞよいお年、よいお産を・・・
[PR]
by udonge7030 | 2012-11-27 20:02 | 繁殖記

火の玉ガール

敗北や挫折や 様々な経験で 
いずれそれは 削られて形を整えていくだろう
それが成熟ということ 逆はない 
成熟してからエゴは身につかない 
 

井上雄彦『リアル』(集英社)4巻より


先日のマタ二ティ・ヨガに参加してくださったTさんの
娘ちゃんのエピソードがえらく気に入ったので、ここに記しておく。

娘Kちゃんは、一年生。なんでも一番じゃなきゃ気がすまない。

学芸会では、鍵盤ハーモニカでは満足せず、ピアノも習っていないのに
オルガンのオーディションを受け、落選。
その後も目立つ楽器のオーディションを受け続け、落選。
その度に本気で落ち込むくせに、また起き上がる。

ついにある先生が見かねて、鍵盤ハーモニカの別パート(KちゃんOnly)の
楽譜を書いてくださったという。

Kちゃんの母は男の子を身篭っていて、年末にはお産を迎える。
脅威を感じている彼女はある日、ママに宣誓書を書いてと言ったそうだ。
「ママは、Kちゃんが一番好きです。」
妊娠中のTちゃんは、娘を持て余しているらしい。

でもねあたし、Kちゃんにそっくりなひとを知ってるわ。
いつも150%で働く。いろんなことに首を突っ込む。
困った人を放っておけない。クレイジィでモーレツな女。
それはTちゃん、あなたのことさ♪

どうせ 泣くんなら やりたいことやれば
笑いたい奴は 笑え! って  
 

井上雄彦『リアル』8巻より 

飛べ 跳べ 翔べ Kちゃん!


c0234001_2019113.jpg 
[PR]
by udonge7030 | 2012-11-24 20:21 | 偏愛劇場

朝抱き

c0234001_9394980.jpg

なんにも予定のない朝 目覚めると 
猫がふとんに入りたがるので 入れてやる
ひゃー きもちいいね
まっぱだかで 猫を胸にかき抱く

猫の ごろごろ音と
つるつるすべすべ の触感にまどろんでいると
伴侶が 飲みなよー と水を一杯手渡す

しばらく すりすりしていると 
伴侶が こぼさないでよ とチャイティを枕元に置いてく

猫が 豹だったら 抱き甲斐あるんだけどな
あたしが猫サイズになるのも 悪くない 

と妄想しつつ なおも すりすりしていると 
ついに 時間切れ

「ごめん 起きたよ なんかやるわ」
「じゃあ ゴミをまとめて」

恋猫トラちゃん また しゅりしゅり しようねえ
息子ら いってらっしゃい ごきげんよう 

ゴミ出し ィよろしく
[PR]
by udonge7030 | 2012-11-20 09:48 | 日々のあわ

愛と性(せい) 後半

c0234001_11564565.jpg猫のハート。イイネ!













さてさて フム~♪(by『できるかな』

猫のペニスを通して(笑)、友人とセックスの話をした。
セックスの話から、相手の一端が垣間見えるのは興味深い。

とっても素朴な感じの女子がものすごーく奔放だったり、
男好きしそうな可愛いひとが、セックスの話になると嫌悪感を示したりする、
そのギャップや温度差は面白い。

セックスが嫌いなので、できるだけ避けているひと。
行為に及んでもエクスタシーを感じないので、フェイク(演技)で通すひと。

だからといって、奔放なひとがこころも自由かというとそうではなく、
どうしようもない飢餓感を抱えていることも多い。

セックスを無理にすることはないし、好きになる必要もない。
恋愛も結婚も然り。

が、しかしの女♪(bY ハナレグミ

友人は、昔の彼氏を密かに想っている。
相手とは、仕事を通してたまに連絡をとる機会があるという。

「元気?」とか、メイルしないの? 恋人はできた? とか聞いてみれば?

老婆心からちょいとイジってみたら(無神経すぎ…
「そんなこと怖くてできない…。」という。

彼女は経済的に自立している。
日々好きなことを学び、ときどきこうして友だちと会ったりして、
自由気ままに過ごしている。
できれば結婚はしたいし、子どもが授かったら嬉しい。でも、でも…

恋をすると、試される。
上ったり、突き落とされたり、嵐の中の小船のようなこころもとなさ。

すべての感情を経験することは大切なことですが、
愛と喜びは他の感情の少なくとも倍は強く感じる必要があります。

(タッチフォーヘルス ハンドブック『五行メタファー』より)

がしかし。歓びも高じ過ぎるとストレスになることも、あたしたちは知っている。

どんなとき嬉しいの? どんなときに悲しくなっちゃうの?
それは、ひとりひとり微妙に違うもの。
愛や性を通して、あたしたちは自己を知る。
知ることは気づくことで、それなりに痛みを伴うものだ。

あんたねえ… そういえば去年の今頃「来年は結婚する予感が!」
って言ってたでしょ。『どん』がさいごの男にならないように気をつけなよ。

年下の可愛い友人は、妖精チックな外観や振る舞いとはうらはらに、
責任感が強く甘えベタな女だった。

あの日そんな彼女の一面を知り、ますますめんこいなって思ったのでした。
[PR]
by udonge7030 | 2012-11-13 12:03 | どんげがゆく!

愛と性(せい) 前半

c0234001_9471454.jpg

友人と、婿入りした『どん』に逢いにゆく。

かがんで近づくと、どんは後ろ足で立ってチュウをしてくれた。
おお、歓迎してくれてる!

婿入りのとき、息子にこう言われた。
「一番可愛がっているのに、どうしてあげちゃうの?」
たしかに、子どもからみると不可解だったろう。

どんは、ひとと通じやすい猫だった。
残りの2匹は、当時お馬鹿さんであった。友人を困らせたくない。
猫は役になんか立たなくても、そこにいるだけで豊かで美しい存在だけれど、
そのうえ『どん』ならなにか役に立つに違いないし、相性もよいと直観したのだ。

しかし、今回話を聞いて仰天した。
「本当は気が進まなかったし、自信もなかったし、実際なんどか返そうと思った。」
という。友人は天使のようにまっすぐなひとだったから、鈍感なあたしは彼女が
ひとり思い患っていたとは夢にも思わなかったのだ。

家族が増えるということは、新しい縛りができるということだ。
それは猫でも赤ん坊でも代わりがない。

たとえばわが家では、皮のお財布がぼろぼろになり買い替え、花瓶の花はむしられ、
ゴミ箱を漁られる・・・という具合。

初めての育猫でどうしてよいかわからない友人は、ささいなことに
「うちの猫はどこかおかしいのではないか」と気にしたり、汚れが気になりはじめ、
除菌スプレーで隈なく掃除をしていたという。あるとき叱りすぎた後悔で泣いていたら、
『どん』がやってきて涙をぺろっと舐めたので、ますます罪悪感にかられたのだという。


さすがに三月も経つと自信もついてきたようだが、黒毛のところどころに白い毛を見つけ、
ストレスで白くなったのでは不安になり、「直美姐さんが気づいたらどうしよう」と
思っていたらしい。(白毛も生まれつきなんだよ~

自分のほうも早く逢いたかったのだが、顔の湿疹に悩まされており、
きもちに余裕がなかった。そんなとき、友人が舞台で男らしく唄っている夢を見た。
本人も舞台で唄っている夢を見たという。夢の意図はわかんないけど逢いたいね、
じゃあ明後日、とようやく再会できる運びとなった。


『どん』は、いまでもおしゃぶりをする。友人の指を恍惚としながら舐め続けるのだ。
わが家にいた頃は、妹猫のあごのあたりをハゲるほど舐めていたし、
ひとの耳たぶ、乳首(!)、内腿…と柔らかいところをいつまでもちゅうちゅうするので
寝苦しく、手や足で払ったものだ。

どんは、そうやっておしゃぶりしながらペニスを出すようになったという。
猫のペニスは短く、赤い色をしていて三角に尖っているらしい。
残念ながら自分はいまだかつて見たことがない。

猫の交尾の時間は二秒から五秒であっという間、交尾時の刺激で排卵する
しくみだそうだ。
誰かさんじゃあるまいに、猫が交尾時以外にもペニスを出すなんて!

『どん』は甘えん坊だが、2人きりにならないとおしゃぶりしないということも
最近判明した。あたしも試しに迫ってみたが、ちっともなびいてはくれない。

どおおおおおおおおおんんん~~~~~ん~~~~~~!!(哀

(つづく


c0234001_9485716.jpg仔猫時代のどん。
[PR]
by udonge7030 | 2012-11-08 09:57 | どんげがゆく!


酒と 歌が あるから