桜梅桃李



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『叶 恭子の知のジュエリー12ヶ月』

勤務する某図書館で貸し出される本・返却される本の中に、
しばしば素敵な出逢いがあります。

『叶 恭子の知のジュエリー12ヶ月』・・・著者は、言わずと知れたあの叶姉妹の恭子さん。
ええっ? 児童室になぜ? 思わず手にとってしまいました。
~本書は、年齢を問わず、胸の中に「子どもの頃のわたし」を抱き続けている
すべての女性たちへ、「姉・恭子」が初めて直接に語りかけた一冊である。~
(著者プロフィールより抜粋)

日めくりカレンダー形式で月ごとに「知性について」「ブスについて」
「発見について」「恋愛について」「関係について」「友だちについて」
「思いやりについて」「欲望について」「「お金について」「失敗について」
「肉親について」「孤独について」とテーマがもうけられています。

ユニークだったり、ロマンティックだったり、かなり手厳しかったり…
そんな格言がいっぱいです。

お、面白いじゃあないの!
面白いものに目がないあたしは、早速借りることに。
以下、髪にへナを塗っている間に、抜粋してご紹介。


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墓参り でっかい蜘蛛に遭遇
ぎゃっと叫んだのは ダンナのほうでした


JAN 31 「愛」というトレーニング
他人と自分はちがうということを知る。
その視点に立って、自分を心からいつくしみましょう。
自分をいつくしむということは、自分を甘やかすことではありません。
いつくしみのためにはむしろ、「自分との対話」がたえず必要となります。
そう、「愛する」ことはトレーニングでもあるのです。



FEB 5・6 思春期という季節
この世に誕生して十年と少しの時間しかすごしていないのに、
「わたしは美しくない」と決めつけてしまうのは、
自分自身に対して、たいへん勝手な行いだと知るべきです。


んんん、若かった自分に言ってあげたい。


AUG 21・22 狩をするライオンは子どもからねらう
自分と同じ歳の男の子の未熟な身勝手さよりも、
あなたがまだ未成年であることに目をつぶる、
大人の男性の狡猾さには、くれぐれもだまされないように。


今となっては騙されてもいいんですけど!(なーんて
まっすぐで優雅な申しようにパンチがあります。


SEP 9 冷静な消費者
しかしそれ以前に、当然のことながら、わたくしは「冷静な消費者」であるのです。
「もの」の性質とそのクオリティ、示されている値段のバランスはどうか。
かつてわたくしはそのことを考え、バナナをとても研究したことがあります。


バナナ、ですか・・・ (汗
最後に、どんげのお気に入りはこれ。↓

APR 30 「好き」を育てる
どんなに素敵な男性があなたのまわりにいたとしても、
「好き」という感情は、そのひとが親切に教えてくれるものではありません。
「好き」はあなた自身が、心の中で大切に育てるものなのです。



昨今この手の説教臭い本は、売らんかなでろくなものがないのですが、
この本は誇り高く愛らしく、どことなくユーモラス。
編集者と恭子さんの「本気」を感じる、華も実もある一冊です。

ほんとはね、本は借りるより買うもの。そう思います。
しかしこの本、くたびれ具合から察して、かなり読みこまれています。
たぶん、オトナが読んでいるのだと思うのですが(あんたもね
できれば10代~20代女子に読んでいただきたいですね。

ファンじゃなくても、すべてに共感できなくても、なかなかお目にかかれない
レベルの自由なありように眩しさ、好ましさを感じます。
恭子さんのお写真がどこにも見当たらないこともブラヴォー。(写真は帯のみ
ご本人によるイラストもご愛嬌です☆
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by udonge7030 | 2012-10-28 15:08 | 未司書の世界

大人のお産

前回の記事のつづきです。

参加者のTちゃんが所感をブログに綴ってくれました。
嬉しいです! ここに抜粋して引用させていただきました。
とくにこれからお産に臨むひとたちに読んでほしいな。

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たまには妊婦らしいことを…と思い、先日「マタニティーヨガ」に行ってきた。
それこそ上の子の時は気合が入っており、自由が丘や青山の方まで行ってたっけ。
懐かしい!! いまはそんなこと微塵にも思わないのだけれど。

それもこれもなぜそんなに気合が入っていたかと言うと…。
「安産!」「満足のいくお産を!」という願いのもとだったように思う。
出来る限り医療介入のないお産に心の底から憧れていたし、それに向かって必死だった。

あれから時は流れて7年。 今回はもういい意味で「緩い」。
もう帝王切開で出産することが決まっていることもあるが、そもそも「授かった」
ということに 大変なありがたみを感じているので、その上を!とまでは・・・ねぇ。

いいか悪いかは別として、「理想のお産」に向かって変にキリキリしないし、
焦ったりもしない。 そんな意味で今回は「大人のお産」と勝手ながら定義したい(笑)。

なんだかんだで忙しくしているので「積極的に緩む」ということを意識していない普段。
ゆっくりと呼吸して、おなかの中の人に「おーい、君のことも意識してるよ」と伝える。
自然分娩じゃないからと言って「ヨガとか必要ない」という風にはふてくされていない
大人な私だ(笑)。


最近よく「足がつる」ようになっていたのだけど、その時はどうしたらいいのか、
なんて アドバイスもすごく参考になった。 またリラックスしたい時に使える
シムズのポーズも教えてもらった後、ちょくちょくやってる。
知らないこと、まだまだたくさんあるな。

ヨガが終わって妊婦としての自分を語るとき、「上の子の時は緊急帝王切開で。
今回もだからもう帝王切開が決まってまして」なんてつらっと話したら、場の雰囲気
がちょっと緊張してしまい、そこで「!」と思った私。

でもそうだよね、って思う。
これから初産を迎えるに当たり、そんな話を聞いたら普通「ひょー」ってなるよねと。

私もムスメが乳児の頃、夜泣きが酷かったり、落ち着きがなかったりで大変な時、
「自然に生まれてこなかったからかも…。メスの恐怖が心に残ってるのかも」
なんて産後2年くらいはずっとぐずぐずしてた

帝王切開の後の心の傷が癒えない方は結構多いらしく、セラピー等もあるようだ。
(ママ友との「どんだけ痛かった」トークについていけないとか…そんなのあるみたい)

あの時もっと自分は頑張れたんじゃないか? 帝王切開を選択していなければ…
なんて ずっと思っていたのだけど、オットに伝えたら「いやぁ あれは無理だったよ。
俺はリング に白いタオルを投げた心境だったね」とちょっとカッコよく言われ(笑)、
なんだかそっからずいぶん楽になったように思う。

もちろん自然がいいのかもしれないけれど、海外の人に聞くと「帝王切開が安全でいい」と
今回も「自然分娩できるかな?」とちょっと思わないこともなかったけれど、もう
「安心安全」 で行きましょうと腹をくくってる。

一人一人のお産があるから、そしてみんな、頑張るのだから、みんなそれでいいのだと
齢40にして思うのだ。 だからそういうお産周りの従事者の方にお願いしたいことは…
「選ばせてあげて」と いうこと。 いろんなアドバイス「いいこと」はわかってるんだけど、
時としてそれが呪縛や脅しとなる こともある。
(「冷えると当日うーんと困るよ?」とか・・・(笑))

どんげ先生とは7年前の産後教室で出会ったのだけれど、それからずーっとゆるりゆるりと
ご縁をいただけていて、こういうの嬉しいなぁって畳の上でしみじみ思った。

前の出産のとき、貪欲に動いていて、その中で自分の感覚に「合う」ものと「合わない」が
あった。 やっぱり自分の感覚に合う場は何年たっても合っているし、こういう時に
選択できる 自由が自分の手の中にあることも嬉しい。

そしてずっとこういう場を追求、提供していらっしゃるどんげ先生のスタイルも好きだ
ヨガでいただいた手作りスイーツもすごく身体に響いて美味しかった。
やっぱりいい人のところにはいいご縁が入ってくるんですよねぇ。


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Tちゃんとは、某助産院での産後クラスで知り合いました。
とっても情の厚い、めっちゃパッションで溢れてる、人望のある
素顔(いつもすっぴん!)の美しい女性です。

この日のトークでは、彼女がムードメイカーになってくれたと感じています。

ヨガが終わって妊婦としての自分を語るとき、「上の子の時は緊急帝王切開で。
今回もだからもう帝王切開が決まってまして」なんてつらっと話したら、場の雰囲気
がちょっと緊張してしまい、そこで「!」と思った私。


そうかな~? あたしはちっとも気がつかなかったけど!(笑
経産婦さんが来てくださるって、本当に有り難いものだから。

あたしはね、やっぱり自然が一番だと思っているの。
ただ、それを正しいこととして押しつける強さはないんだな。
だってね、帝王切開は体験していないからわからないんです。
体感として知らないことは処女同然、話せません。

自分はたまたまお産が上手で、巧いこといったよ。
でも、こんな言いかたもなんですが、ほかに取り得ないのよ!(爆
その後の育児がへたくそで、毎日いろいろあるしね。

個人的には帝切が安心で安全なんて思わないし、逆に「負け」とか
「失敗」だとも思わない。
『安心』は本人のこころのなかにあるものだから、ひとと比べてどう
なんて言えないわけです。


あたしは理想のお産を思いっきり思い描いて、それに向かってゆく姿勢を
素晴らしいと感じます。だって、それは人間に生まれてきた恩恵、
ひとつの証だからね。

だけどね、それには覚悟が必要なのよ。それなりのリスクを引き受ける覚悟ね。

お産は女のもの。本人のもの。
でもね、ダンナが納得していないのに助産院のお産を選んで、
結果病院に搬送されてぎくしゃくしてしまった、なんて話もあるわけです。

知らなかった。
どうして教えてくれなかったの?
こんなはずじゃなかった…。

『選択』するにも、覚悟が必要だし、
思い通りに行かないときに腹を括れるのも覚悟。

実は、Tちゃんは某有名自然派化粧品会社にお勤めしていて、
誰よりも自然な養生のエキスパートなんだよね。

そんな彼女だから、ちからの抜けた有りようが素敵なのです。
妊娠・出産を通じてできたこと。できなかったこと。
清濁を経た彼女の言葉だから。

ひとりひとりの体験に勝るものはありませんもの。
Tちゃん、ありがとう。

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by udonge7030 | 2012-10-25 09:43 | 繁殖記

嬉しい想い出

どんげです。

先週のマタ二ティ・ヨーガは雨天にもかかわらず、8名の妊婦さんのご参加。
会場が12畳ですから、あたしはマックスだと思うのよ。
しかも全員のかかりつけが違う産院なのよ。スゴイ!

初産婦さん5名。3人め1名。ふたりめのかたがお2人。
そのうちのSさんとTさんは、以前から知っている生徒さん。
しかもSさんは子どもの保育園が一緒で、確かに見覚えが。

あるとき彼女はあたくしを見かけ「声をかけようかな」と思ったそうですが
そのとき、ちょうどわが息子が靴を放り投げていたそうな。
きっと息子はへそを曲げてる最中で、あたしは怒鳴っていたに違いないわ。
カッコワルっ。なのに、なのに再び来てくださったSさん、寛大だわ~(謝謝


さて、ヨガの後のトークの時間は、なんだかしみじみと明るく、趣のある時間
だったように思います。

福島県出身で、親御さんやご兄弟の様子を話してくださったひと。
西のほうからお嫁に来て、土地勘もなく友だちもいません、
とはにかみながら話してくれたひと。

この日のトークの御題は、
子どもの頃に身近な大人にしてもらった嬉しい思い出は?
だったのですが、

髪を櫛ですいてもらうのが好きだった
塗る風邪薬を胸に塗ってもらうのが大好きだった


ただ、親と一緒に過ごせること
触れてもらうこと
美味しい食事

母ひとり子ひとりで、毎晩親の帰りが待ち遠しかった…

ああ、子どもは特別なことを望んでいるわけじゃないんだわ
って、改めて気づかせていただいたのでした。
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by udonge7030 | 2012-10-24 23:20 | 繁殖記

クラムボン

「クラムボンはわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
「クラムボンは跳ねてわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」

ときどき、賢治の『やまなし』を読む。声を出して読む。

自分の声が、自分の耳から入ってくる。家族の耳へ届く。
ほんとうは、誰かに読んでもらえたらいいのに。
あなたの声が聴きたい。

わが家の読み聞かせ担当はダンナです。
でもね、彼が感情をこめて悦に入って読む感じがいやなんです。
淡々としてるほうが、物語の世界を邪魔しないから好みなの。
そんなわけで、たまには家族と自分に読んでやる。

14才の一子は、部活とゲームとマンガとライトノベルズの日々だ。
『やまなし』は「暗くてわけわかんないからいやだった」という。
下の2人は音感が面白いらしく、繰り返しうたう。

くらむぼんはわらったよ
くらむぼんはかぷかぷわらったよ
くらむぼんはしんだよ…

わけわかんないからいや。
でも耳にはちゃんと届いている。
クラムボンてなんだろ? わけわかんない。
わかんないから、問い続ける。

『やまなし』は夏と冬ふたつの話で、だいたい10分。
学校の読み聞かせには最適だと思う。
上のほうの学年の教科書に載っているらしいけど、
低学年にも充分理解できる。

ただ、賢治の世界を活かすべく読むのは簡単ではないし、
暗くてわけわかんないので、ウケはよくないかもしれない。

読み聞かせは、自分の好きな本を読めばいい。
ああ楽しかった、ですぐに忘れてしまう話もあれば、
なんだか知らないが耳に残る話だってある。
好き、を悦に入らずに伝えてみよう。

ウケよりも、好きが大事。


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by udonge7030 | 2012-10-11 10:33 | 日々のあわ

猫の王子さま☆

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飼い猫・虎之助は生後5ヶ月ほど、体重は2キロになった。

長いしっぽに、長い手足。小さな顔。かわいい声。
びろうどのような毛並み。しなやかで引き締まった体躯。
運動神経抜群で、利口で愛嬌があって、おまけにハンサム。
あたしは、猫の王子さまと呼んでいる。

とらちゃん、とらちゃん♪
いつか、くろひょうになったら、あたちとけっこんちてね☆
当然、家族には呆れられている。

とらは、そろそろ繁殖期に入る。
タマはまだまだ小さいけど最近、龍子(キジトラのめす猫。たぶんきょうだい猫)
の首根っこに噛みつくようになった。交尾の練習だわ。

残念だけど、近いうちに去勢をする。
落ち着いたら、お龍のほうも避妊する。

ああ。こころの赴くままに交尾して、子どもを産ませてあげられたなら、
どんなにいいだろう。猫と一緒に北海道に帰りてー。

猫たちは、ときどき脱走をする。
今朝は、とらがなかなか戻らなかった。

と~~~ら~~~~~。
庭で呼んでみたが、反応がない。
隣りの家のおばあさんが、せっせと菊の手入れをしている。
おばあさんは猫がきらいだとお嫁さんが言っていたっけ。

めすを追っかけて遠くへ行ったのかもしれない。
めんこいからきっと誰かに拾われて、可愛がられるに違いない…
子どもたちは泣くだろうな。
あたちも泣きたいよ…

お龍にはきもちが通じるらしく、寂しそうにすり寄ってくる。
とらちゃん、とらちゃん。ぎゃおぎゃお。
顔はなかなか愛らしいのだが、ダミ声なんである。

りゅうたん、どこにもいかないでね。
ずうっといっしょにいようねえ。

そのとき、とらの声が。自力で網戸を開けたらしい。
「にゃおん。かえったにょろ」

とらちゃん、とらちゃん!
心配ちたんだから、もうっ。(ぎゅうううううう

ロマンスはつづく。
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by udonge7030 | 2012-10-11 10:26 | 偏愛劇場

山田 真 氏 トーク会@たづくり

調布市立中央図書館 子どもの本に親しむ会
ぼくの書いたからだの絵本について話そう

~小児科医の山田氏の『はじめてであう小児科の本』は、
かつてわが家のこころづよい救急箱でした。
シンプルな内容、簡素すぎるイラスト。
読むとどんどん元気になる、気楽になれる、スゴイ本。

子どもたちが次々と学校へ上がり、育児書など必要のない年齢に
なったらしく、気がつくと本棚から消えていたっけ。
あの頃、うちにあの本があって本当によかった。

(以下、図書館チラシより抜粋)・・・
山田氏の書かれた『きゅうきゅうばこ』『おねしょの名人』などは、
多くの子どもたちが楽しんできました。

近年は、福島で「子ども健康相談会」を開催するなど、
「子どもたちを放射能から守る全国小児科ネットワーク」代表としても
活躍なさっています。日々子どもたちと接する医師として、また、
絵本の著者として、子どもの本について語っていただきます。・・・

*子連れでも入場できます。ぐずったら退場していただくことになって
しまいますが、同じ階には展望台もありますので、気楽においでください。

とき) 11月1日(木)10:00~11:45
ところ)調布市文化会館たづくり12階 大会議場
定員)200名(申込制 入場無料
保育)20名(申込制)2才~学齢前まで → 満席です
申込)中央図書館カウンターへ
または電話 042-441-6181 ☆9~17:00受付 

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ぐー すー ぴい


    
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by udonge7030 | 2012-10-07 13:56 | 未司書の世界

どんなお産がしたいですか?

どんげです。

本日のヨガの参加者は、35週の初産婦さん2名、経産婦さんお2人、
初参加の初産婦さん2名。

トークのテーマは、どんなお産をしたいですか? 
というどまんなかでいってみました。

結果は結果。同じお産はひとつもありませんし、ままならなさも
多々ありまする。

「かかりつけの産院の切開率が限りなく100%だとしても、
できるだけ会陰切開はしたくない。」

「ダンナに立ち会ってもらいたい。自然分娩をしたい。
でも、いまのところ逆子ちゃんなので、どうしたものか…」

「ひとりめはジェットコースターみたいに超特急のお産で、休むまもなく苦しかった。
しかも里帰りで、初対面の助産師さんに叱られながらのお産だったので、
今回は信頼できる助産師さんを探しました。」

「ひとりめは破水からはじまり、病院で仰向けの体勢で安静にしてたせいか、
思いのほかお産がすすまなかった。今回は助産院で産む予定です。」

それぞれの想いが痛いほど伝わってきます。

ふたりめの産婦さんが、逆子の妊婦さんに言いました。
「帝王切開の直前に、正常位に戻ったひとを知ってる。
赤ちゃんに、お願いねって話しかけるのもいいみたい。」

気休めみたいな話だけど、こういうことは本当にあるのです。
結果の保証なんてないけど、あたしもやってたなあ。
赤ちゃんに『お願い』!

不安なきもちを抱えたまま、お産に臨むのか。
できるだけのことをやって、覚悟をして迎えるのか。

最近は、バースプランを提出する産院が増えているようです。
時代の流れなので当然といえば当然なのですが、あくまでも希望は希望
として聴くけど現実は現実、というお医者さまも少なくないのかもしれません。

でも、お産は当事者のものです。
希望が通らなくても叶わなくても、願いは遠慮せずに伝えてみる。

また、いざというときのために、破水や帝王切開についても知っておきましょう。
こんなはずじゃなかった・・・ そのとき、そう感じてしまったとしても、
覚悟があるのとないのとではまったく違います。

自然に授かって、うまいこと楽に子どもが産まれる。
それが最高なのかもしれませんが、現実は厳しいです。
妊娠は病気じゃない。でも、死産や産婦さんが亡くなる確率もゼロでは
ありません。

あたしの好みとしては、ワイルドなお産がいいなって思っているけど、
ひとによって「辛い自然分娩」もあれば、「しあわせな管理分娩」もあるんだと
思うのです。

『いのちのこと』には、最善を尽くすべき。と同時に、大いなるものに身を委ねる
しかないよね、というのもほんとう。

なにがあっても、赤ちゃんとあなたにとっての最善の結果を信じましょう。
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by udonge7030 | 2012-10-04 22:17 | 繁殖記


酒と 歌が あるから