桜梅桃李



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カッコいいおじいさん@プレイパーク

8月26日日曜日、調布市内の通称・かに山にて、恒例のちびっこプレイパークが
開催されました。あたしは嫌がる三子(小2。内弁慶)を連れて参加。


c0234001_13345935.jpg1本(2本だっけ?)のロープを樹に引っ掛けて
作ったブランコ。

大人が見守る中、子どもたちは思いのまま
がけをすべり降りたり、駆けまわって遊びます。













この日のお楽しみは流し素麺。「雨どい」を斜面にワイヤーでつないで設置。
素麺やプチトマト、缶詰の桃やパイナップルを流すの。

あたしはスタッフだったので、素麺食べる余裕なし。
(トマトを流しながらひとつふたつ口に入れたけど!)
こういうのって遠慮せず、食べちゃったもん勝ちです。

三子は上のほうに陣取りお腹いっぱい食べたようですが、下流のひとたちから、
うらめしそうな雰囲気が。うちの子にもよその子にも分け隔てなく、
アンタたちそろそろ遠慮してよ~ って叱りました。

プレイパークを主宰するのは、まめちょ(野遊び育児の自主サークル)ですが
その他、用意した竹を切って、おはしや器を作る手ほどきをしてくれた方たち
がいます。

ベーゴマやう~んとよく飛ぶ紙ひこうき、ブーメランを持ってきてくれた
おじいさんも。おじいさんなんて失礼かもしれませんが、実際親よりも
上の世代。残念ながらお名前を聞きそびれてしまいましたが。

自由自在に木を切り、組んで、流し素麺の装置を固定してくれたり、
ベーゴマの手ほどきをしてくれたり。ボランティアで各地のイベントや
小学校をまわったりと大活躍のご様子。

こういう素敵なかたに逢うと、なんだかそわそわしてしまう。
次回はお名前を聞いて、インタビューしちゃおっかなあ!

爽やかに現れ、押しつけがましいところがなく、ちゃんと見守ってくれて、
飄々と去ってゆく… なんて粋で優雅なんでしょう。


c0234001_1543350.jpgベーゴマと飛行機とブーメランのおじいさん。
白髪に眼鏡にブルージーンズというスタイル。
ベーゴマの台は、プラスチックの大きなたらいに
布を張ってにわかに作ったもの。

ブーメランは三つの翼があるタイプで、
いらない広告とか地図でこしらえて
ありました。中になにか芯を入れてあり、
表面はレインボウカラーにマジックで
塗ってあって、すごくよくできているの。

ほんとはすごく欲しかったんだけど…
大人げないので我慢しました。




おじいさんの活動、いったいどんなきっかけで、どれくらい
続けているのかしら。趣味じゃ続かないだろ。すごすぎる。

ボランティアって、難しい。
傍迷惑だったり、無駄が多かったり、無責任だったりもする。

自分はまめちょに籍を置いていた期間が短く、流し素麺も久しぶり、
子どもと遊ぶのもあまり上手じゃない。
でも、子どもが好きで、林が好き。多少は場慣れしているという立場で、
ちょっとした声がけをしたり、誘えたらいいなと思う。

子どもが小さいひとや初めて参加するひとはどうしても遠慮しがちだし、
何度も参加していると知った顔同士で固まってしまいがち。
山に来て、シートの上でゲームしている子もいる。

基本、なにをしたっていいんだけど、ここではまず大人が楽しみたい。
子どものためなんだけど、その前に自分のために。

だってさ、地元にこんな気の利いた山があって、
はらっぱがあって、木陰があって、要するになんにもないところ。
蚊や蜂ならいっぱいいるけどね。

流し素麺が早々品切れだってさ、太陽があって、ひとがいて、
きれいな蝶もくるんだよ。

「熱烈歓迎します」…風の声が聴こえる。
あたしたち、山にうんと愛されてる。
日なたはクソ暑いけど、ときどき秋の風。


次回は紅葉の頃、冬の初めでしょうか。
かまどでお芋を焼いたり、持ち寄った具を大鍋に放り込んでお味噌汁を
作ったり、野遊び上手な大学生やカッコいいおじいさんが来てくれるかも。

子どもがついて来なくなっても、あたしは行くわよ。
よかったら、今度ご一緒してくださいね☆
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by udonge7030 | 2012-08-28 15:20 | 日々のあわ

自由? 不自由?

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      ZZZ・・・ ぐっすり。色気なさすぎ…

あるひとに、猫を拾ったの、と話をしたら、そのひとは
ぼくは動物は飼えない。不自由はいやだ、という。

不自由って、気ままに旅行へ行けないとか、そんなこと?
って聞いたら、違うという。たとえば、猫がテーブルに乗ると
叱るとか、動物に人間のルールを強いることが嫌だって。

そのひとは「真心こめてなにもしない」というような感じのひとで、
そういう彼が好きだし、立派だと思っているのだが、
ときどきし~んとするほどの突き放し感があって、寂しくなる。

自由でありたい。
でも、不自由も好きなんだ。

たとえば、たまにダンナが言うセリフ、
ずうっと一緒にいようとか、絶対離さないだとか、
ある意味ぞっとするような、そんなアンタ、先のことなんて
わからないって答えてはみるものの、やっぱり嬉しい。

好きにしていいよ。ぜーんぶあなた次第。

そう言われると嬉しいんだけど、なにを描いていいのか
わかんなくって途方に暮れてしまうときだってある。

猫がいるといいな、そう思っていた。
猫は、あたしが飼わなかったら、どうなっていただろう。
しあわせな野猫だったかもしれないし、すぐに死んでしまった
かもしれない。

猫たちはときどき脱走するが、あまり遠くへ行けないらしく、
ときどき玄関の前でひゃーひゃー鳴いているのがめんこい。

目が覚めると、傍らに猫がいる。
抱き寄せて、胸毛に鼻をうずめる。

猫を触っているときは、猫のことしか思わない猫瞑想。
つるつるで すべすべで ふわんふわんで ほこりくさい。
ごろごろごろ 猫の音に同調して ふわんふわんになる。

ずっと一緒にいようね って思うけれど、猫は気に入らないと
ぷいっと出て行ってしまういきものだ。

猫と一緒にいたいと願う自由。
猫に早朝起こされる不自由。
突然出て行ってもしゃーない、猫の自由。

自由と不自由。
どっちも大切なんだ。


おまけ)うちの猫、オスのトラちゃんは黒猫のトラ柄。
なにかに似てないか? と思ったら…これだった。イー!

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by udonge7030 | 2012-08-19 11:17 | 偏愛劇場

昼下がり

昨日は二子と三子と近所の一年坊主を連れて市民プールへ。
ビキニのトップを捨ててしまったので、あたしの水着がなく、
タンクトップにフレアのヨガパンツで、水溜りを眺める。

水着を着た自分は、誰も見ていやしないのに自意識過剰である。
おっぱいが小さすぎるので、水着がズレやしないか気が気じゃない。
息子たちは、もうあたしなど遊び相手にしないし、泳ぎもまったく
得意ではないのでいい塩梅。文庫本を片手に日陰でほげっとする。

どこかに、目の覚めるようなすてきな男女はいないものか・・・
息子たちのアホくさいやりとりをチラチラみながら、
あるおっちゃんを穴の開くほど眺めてしまった。

おっちゃんは蛍光オレンジのビキニに、陽に焼けたムキムキの肉体。
ひげ面にキャップを被っている。泳がず一定の場所にいるので、
そんなに身体を誇示してあれは趣味なんだろうかと
気になってしかたがなかったが、どうやら職員だったようだ。
しかしライフガードではないみたい。

ひとのからだをじろじろ見ると、元気が出る。
以前ともだちに「なおと一緒にお風呂に入るのは絶対にイヤ」と
言われてしまったが、プールより温泉がなおよい。
一般のひとの裸はそんなにきれいじゃないけど、お互いさま。

スペインという国では、プールサイドに図書館職員がいて、
本はいかがですか とすすめるらしい。
本が濡れても平気なのか と日本人が問うたら、
読まれないよりはずっといいでしょ …ですって。

しかし、真夏の水辺はあまりにもしあわせすぎて、読書がはかどらず。
セミの声と子どもの歓声。塩素のにおいと草いきれ。
生ぬるいミネラル水を流し込み、誰の目も気にせず猫みたいにでろんとする。

寂しい哉、めんどくさいプールへのつきそいも、そのうち必要じゃなくなるだろう。
クソ暑いのに、くだらない記事を書きたくなるってことは、身体のなかはもう秋。

そういえば、雲のようすも秋もよう。
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by udonge7030 | 2012-08-17 21:53 | 日々のあわ

どんすけの婿入り

先日、愛猫どんすけが、友人Rちゃんに婿入りをした。

Rちゃんは、魔女である。
ゆえに黒猫どんすけは、彼女にこそふさわしい。

3匹の子猫の中で一番粗相がなく(どんくささゆえ)案外利口で、
おっとりとした甘えん坊。婿入りは、どんすけ以外考えられない。

引き取られた翌朝、こんな写真が届きました。
めんこく撮れとる。もうすっかりよその猫!

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どんすけが去った夜、三子は「かあさん、かみ!」と絵を描きはじめました。
「どんと、どんの好きなものを描く」んですって。

どんすけをまん中に、猫のえさ、きょうだい猫のトラとリュウ、
びー玉、そして息子自身が描きこんでありました。

さよならは、さびしいね。

でも、出逢えたこと
空気のおいしいところ、優しいひとの楽しげなおうちへ行ったこと。
さびしいよりも、うれしいがいっぱい。

かあさんは、どんすけにとって、いちばんふさわしいところへ・・・
って祈ってたんだよ。

たくさん抱っこして、たくさんいいこいいこして、そうやって
可愛がれば可愛がるほど、可愛くなる。

それが情っていうものだよ。
いとおしい、って感情なんだよ。

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by udonge7030 | 2012-08-15 21:05 | 偏愛劇場

尾関 忍 詩集 『約束』

ふれるということ 

ぶつかるということ

なにかがなにかを変え

生きているということが

生きていることを変え

変える、ということが生む

絶望と絶頂と静寂

と、騒音

そんなものがめぐっている自分というものを

もう一度よく見てみなければならないと考えている

それらは一枚の紙の裏表だから

気の向くままに折り続けているがよい

くしゃくしゃになっても

投げ出すことができないほどの

激しい衝動と静寂と後悔と歓楽と

まどろみのなかに眠っている

自分というものを


尾関 忍『衝動……』より抜粋

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このたび詩人・尾関 忍が、思潮社より第一詩集『約束』を刊行しました。

しのぶちゃんはいつも瞳に星、楽しいこと・面白いことを妄想しています。
「ねえねえ、こんなのやらない?」「こんなのどう思う?」
そんな声かけがしょっちゅう。

ねえ、しのぶちゃんはいったいどうしたいの?
「う~ん、あれとこれとそれとあんなのどれもこれも全部!」

がしかし、そういえばあれはどうなったのかな? と思うことも度々。
だから、彼女のことをあまり信用していません。
(才能、行動力、発想・・・どれをとっても本物なのに!)

そんな彼女が、とうとう本気の詩集を出しました。
きっかけは、恩師の死。
詩集の刊行は、その方との『約束』でもあったのです。


しのぶちゃんは、まれに見る正直なひとでもあります。
鋭さ。明るさ。残酷さ。怜悧さ。
誰にも触れてほしくないところに、子どもみたいに素朴に無邪気に
突っ込んできちゃう。

そんな彼女にあたしはマジ切れ、わかってたまるか。放っといてよ
と言ちゃったことがあるのですが、いつのまにか仲直りしていました。
勇気。清廉。熱情。歓喜。彼女から本気で愛されていると感じたから。

あまり信用はしてないんだけど、絶対的に信頼できるひとだから、
詩のことはあまりよくわからないけれど、彼女のひととなりを
つづってみました。

あなたのことばは、号泣したいほど、そのままのことば。(高貝弘也氏)

尾関 忍 おぜき しのぶ
1972生まれ。画家志望のはずが、新井豊美と出会い、言葉へ転向。
いらい、声と言葉についてさまざまな人から学ぶ。まだ勉強中。
ときどき、公園で、こどもたちに魔法を売る。黒い魔法は100円、
白い魔法は無料。(たのまれれば、大人にも売る)


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by udonge7030 | 2012-08-15 20:27 | おしらせ

イベント 水の輪・心の輪

東日本震災復興祈念 水の輪・心の輪~語り伝えるふるさと

ところ)深大寺(調布市
とき) 9月1日(土)
【一部】13:30~14:30 境内で子ども向けの楽しい昔話があります。
【二部】15:00~16:30 本堂で、詩の朗読(福島県の詩人 和合亮一氏)と 
仏歌の舞(オイリュトミー)波紋音(打楽器)の演奏があります。

プロの芸術家の方のボランティアのお気持ちと、会場を無料開放してくださった
深大寺の和尚さんのお気持ちでこのイベントは成り立っています。

参加費は無料。申し込み不要。
皆さんの胸の中にある「ふるさと」に思いを寄せるイベントです。


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by udonge7030 | 2012-08-07 19:03 | おしらせ

むくむく育ってます

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どんすけ ♂


先々月、母猫とはぐれた子猫たちがわが家にやってきた。

黒っぽいのがふたつとキジ虎がひとつ。三匹かい…。
がしかし、今ではめんこくってしかたがなく、歓んで猫のお母さんをやっている。

朝は5時ごろ目を覚まし、ひとの顔の上をかけぬけて鬼ごっこ。

夕方、仕事を終えて家に戻ると、おす猫二匹がにゃ~と擦り寄ってくる。
「とらのすけ」は、顔を近づけると後ろ足で立ち上がり、頬に片手を触れてくる。
「どんすけ」は、あたしの鼻やほおをぺろっとなめて、ごろごろ言うのだ。
まるで犬みたいに!

めす猫リュウ(発育不良なので、強そうな名前にしてみた)は小粒だが、
身体能力が高く、網戸に爪をかけてよじのぼる。この子は一番愛くるしい
のだが、ちっとも愛想がない。そこが猫らしくて可愛い、とわが家の男衆は
彼女にベタ惚れでなのである。

人間同様、猫にも人格ならぬ猫格がある。

どんすけには里親の予約がついており、もうすぐ居なくなって
しまうかもしれない。ドン臭いからどんちゃんと呼んでいるのだが、
表情が豊かで情感のある猫だ。甘えん坊で、怒りんぼうで、怖がりで、
見ていて飽きない。

とらとリュウは身軽で、ワイルドだ。
猫は決まった場所で排泄できるしきれい好きだが、野生が強いので
躾けるのは難しい。テーブルに夕飯のシシャモを置いたら、
ちょっと目を離したすきに喰いついて、引っぱっても逆さづりにしても、
どうにもこうにも離さない。ゴミ箱を漁ることもある。

これは躾ける以前に、猫を寄せつけないようにするより仕方ない。
ひとの食物を与えたことなんてないのに、なぜにこうも反応するのか。
猫の魚好きはあたり前のことだが、不思議でしょうがない。

ほとんど言うことをきかない。
呼んでも来やしない。
役に立たない。

遊んでばかり。寝てばかり。
どんなときも、いまを生きている。

猫は、永遠の子どもじかんを生きている。
とにかく魅力的で、めんこいいきものなのだ。
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by udonge7030 | 2012-08-01 20:30 | 日々のあわ


酒と 歌が あるから