桜梅桃李



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床上げは死語なのか

床上げ って言葉知ってるかい?

産褥期については、念のためリンクをはっておきますが、
お母様や先輩に尋ねたり、本を読んだり、ご自分で情報を集めてね。

妊娠期は、具合が悪くない限り健康体だから、よく動くこと。
産後は3週間からひと月くらいのあいだは、赤ちゃんのお世話と
自分の身体をいたわる期間。水仕事や体力仕事は他のひとに
お任せしします。帝王切開のかたは、傷の治りも考慮して。

情報があれば、取捨選択できます。

赤ちゃんの生命力×お母さんの体力×医療者のサポート…
すべてがそろって、あなたのお産になる。
ままならないことも、自分のお産のうちです。
自分の監督は、自分なんだよ。
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by udonge7030 | 2012-06-26 09:36 | 繁殖記

たてまるメンテナンス

どんげです。

先日、2年ぶりに たてまるメンテナンス へゆきました。
たてまるさんは看護士であり、アーユルヴェーダ(古代インドの
生命科学、って訳すと堅いね…)はもちろん、中医学にもつよく、
明るく情の深い(恋多き)女性です。

なぜ、アーユルヴェーダトリートメント?
最近、ちょっとだけこころ乱れる出来事があったこと。
神経が休まらないらしく、夜中や早朝に目が覚めてしまうこと。
性欲が薄いこと。(珍

梅雨どきは、調子が乱れやすいといわれている時期。
梅雨のない北海道育ちのせいか、湿気が苦手。
毎年、左手に軽いしびれが出たり、なんとなくきもちが沈みがち。

たまには、ひとの手で流してもらおうと朝電話し、午後に無理やり
ねじこんでいただきました。

久しぶりにお会いしたたてまるさんは、たっぷりとした黒髪を肩まで伸ばし、
フェイスラインをすっきりと出したスタイル。
女っぷりが上がっていて、お元気そうで嬉しかったです。


脈診と問診からはじまり、薬草入りのオイルで頭をマッサージ。
全身トリートメントの後は、熱い霧で全身を蒸して発汗。
その間、ギー(バターから水分やたんぱく質を除去したオイル)で
お顔のトリートメントを。

たてまるさん曰く、頭が硬くて熱もこもってるけれど、緩むのも早い、
からだはとても柔らかい… とのこと。
優しく、ときには痛きもちよく、最後はすとんと落ちました。

落ちるって、なんていうのかな。
からだは休んでるんだけど、意識ははっきりしている。
寝起きのときの多幸感のような…
そんなときの施術は、実際の時間よりもとても長く感じます。


あたしが生活に取り入れているアーユルヴェーダといえば、
ごま油を使った顔や頭のセルフトリートメント。
鼻や耳の穴に、ごま油を塗る。歯磨きのついでに舌磨き。
そして、食事のときは白湯を飲む。たまにギーを手づくりする。
それくらいかな。(そうだ、ヨガもアーユルヴェーダの一部です。

日本の食卓にあるもの、日常で簡単にできるもの。
それで充分だと思っています。
個人的には、白湯もめんどうだったら、常温のお水で充分。

全身トリートメントや薬草のオイルは、ここぞというときに。
助けて、って駆けこめる場があるって、いいな。
ふたりって、いいな。
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by udonge7030 | 2012-06-25 19:02 | 日々のあわ

すき と きらい

昨日、川向こうのMさんとお酒を飲みました。
会うのは2年ぶり? 一緒に飲むのははじめてのこと。
Mさんは仕事の上でも、きもちの上でもお世話になってきたひと。
お互いに身内のグチとか、しごとの近況を報告しました。

自分は普段、文句のたぐい、そして『大切に思っていること』も
無闇に話さないかも、と思うのですが(いや、あたし口は悪いね。
顔にも出すし!)なんとなくMさんもそうじゃないのかな。

きらいなひとのことで思い煩わず、うまく流せるといいねと
話しながら、すきときらいは似ているな って感じました。

だって、すきもきらいも、いっぱいだと苦しいもの。
いっそのこと無関心だと楽なんだけど、
底に怒りや嫉妬や期待があると、ぐるぐる思っちゃう。

「こんなに面白くていいやつなのにさ、わかってくれたって
いいじゃん!」これは自分で作った枠。(笑

「愛されなくてもいいんじゃない?」
そんなふうに自分を許すことで、うんと楽になった。

あたしは、自分となかよくなった。
もらわなくてもなあんだ、はじめからここにあったんだって
わかったの。遠回りだったけど、必要な道のりだったな。

それでも、ときどき愛されたい欲が顔を出す。

ほんとうの愛は、期待しない。
そんなふうに言うひともいるけれどでもね、
期待のないところには色氣もないよね(笑

期待≒希望。

諦めてもいいし、のんびり気長に待ってみるのもいい。
「おたがいにとっての最善を教えてください」と祈ってもいい。

Mさんとあたしのテーマは似てる。
タイプはぜんぜん違うけど、ふたりは似ているんだね。

Mさんの花が、ほころびはじめています。
期待? いいえ、希望です。


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by udonge7030 | 2012-06-17 22:06 | 日々のあわ

梅しごと

先日は小梅を、よいものは梅干に、いまいちくんはシロップに。
子どもたちはシロップ支持派だけど、有無を言わさずほとんどが塩漬に。

かめをのぞいて見ると、すてきに梅酢があがってます。
梅酢を水筒のお水に垂らして、夏の体力維持にいかが。
わが家のポカリはこれ。(ばあさんっぽい?

買ったばかりの梅は青いので、しばし追熟中。


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by udonge7030 | 2012-06-14 19:53 | 日々のあわ

おぼえがき アイヌの文様 

アイヌ語のこんにちは <イランカラプテ>
あなたのこころにそっと触れさせてください そんな意味

うずまき模様は 魔除け
たとえば熊に襲われたら 自分のいのちが傷つく
熊を傷つけることにもなる

そうならないように 自分を守る 熊を守る
そのための魔除け

アイヌのひとたちは 闘わず 
<チャランケ> とことん話し合うという


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by udonge7030 | 2012-06-12 21:16 | 日々のあわ

ゆる祭り@スペースはちのこ

どんげです。

晴天に恵まれた6月10日(日曜日)、三鷹市野崎スペースはちのこ主催
のお祭をひやかしにゆきました。

『はちのこ』は、地域でカフェや保育園・学童など、
さまざまな活動をしています。以前一子二子が『はちのこ保育園』に
お世話になっていました。いまではたまーに顔を出す程度ですが、
行くと誰かが快く迎えてくれるシマのひとつです。

この保育園は、近隣の国際キリスト教大学や牧師学校関連の人々、
土まみれでたくましく育ってほしいと願う親たちが集まってくる、
ゆるやかで野性的でインタ~ナショナル・・・ 
多様的・情熱的・穏やかで素朴な仲間たちのたまり場。

ここで出逢ったひとたちには、公私にわたって支えてもらいました。
たまに誰かに会いたくなると、つい足を運んでしまいます。

あたしも誰かの役に立っているんだろうか…
恩返しできてないけど、目に見える・見えない形で
関係が持続・循環してる。こころの宝物なのです。


さて、はちのこ祭り!
人見街道沿いの原っぱで、繰り広げられる出展は…

仙台・宮古の塩サイダー&塩麹の鶏唐揚げ
焼きそば 肉まん ビール(はちのこスタッフによるお店
スコンとソーダ水(小金井の住宅地の小カフェ『スプンフル』さん
おにぎり(三鷹市大沢の『あきゅらいず化粧品』さん
ルーマニアの民族料理
アイヌの切り絵 フィリピンの竹楽器
福島県ママのお菓子&バザー

唄やバンド演奏
フラダンス 会津磐梯山の踊り
ハッピーゴリラさんの風船ショウ(へヴンアーティスト
泥だまりの中にビー玉が隠れている遊び場(宝さがし?


今回は三子連れで、義理の妹と甥っ子を誘ったのですが、
子どもたちはアイヌの切り絵に夢中でした。
折り紙を四つに折ってはさみで切るとほら、簡単できれいな文様が…

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おおお~ と感嘆したのは、バルーンアート。
喋りも芸も、風船もすごいのよ。
観客参加型で、当然巧くいかないから可笑しくって! 
投げ銭でおしまい。色とりどり、しあわせなひとときでした。

食べものは、どれもお手製。
手頃で美味で、お店のひとたちとのやりとりも楽しい。
あまり練習してないらしい音楽や踊りもご愛嬌。

「ひさしぶり。会えて嬉しいね!」知った顔とハイタッチ。
照れくさい「はじめまして」
誰かと誰かが、誰かを通じてつながってゆく。

関係者のみならず、近所のひとも巻きこんで、おとなも子どもも
思い思いに過ごします。

ここは、とっても不思議な雰囲気の磁場。 
一見地味だけど、そこかしこ有機的にミラクルできらきら☆

しかし、義妹はどう感じたのかなあ。さて?
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by udonge7030 | 2012-06-12 20:40 | 偏愛劇場

正しいより美味しい

もういらないっ! と思うほど食べてみたいものはなんですか?

ちなみに、過去のどんげのそれは さくらんぼ でした。
だって、さくらんぼって時期が短いし、手頃とはいえず、
お腹いっぱいなんてありえない、と思っていたんです。
(以下の話、たぶんどこかにも書いてます。許して!

それは14年前… 一子の妊娠時、なんと
普段はムスメに関心がないのではと思っていた父親が、突然箱いっぱいのさくらんぼを
送ってきたのです。さくらんぼの箱買いなんて初めてみたわよ… 

ときは東京の真夏日っすよ(汗
北海道から空輸すると2日かかります。そのうえ当時の
わがやの冷蔵庫は小さく、さくらんぼはみるみる熟してゆき、
食べても食べても減らん… うふ。いい想い出です。

えへへ。
妊娠中にあたし、大好きな抹茶クリームフ〇ペチーノを食べてましたよ。
野外でね。レッグウォーマーつけて食べてた!
ビールだって、ときどきはね。

正しくないな~ とは思うし、胸を張っておすすめはしないよ。
でも、いわゆるからだによくないものも、美味しいな~ っていただけば
栄養になると信じているから。

正しいも、大事。でも、美味し楽しも大事よ~。
妊婦なんだからたまにはね、欲するものを素直に食べよう。

ワイルドでいこう☆
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by udonge7030 | 2012-06-10 21:16 | 繁殖記

追悼 土田世紀『同じ月を見ている』

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どんげです。

去る4月、漫画家の土田世紀氏が肝硬変のため逝去しました。
あたしと同世代、43才の若さで。なんとなく胸がざわざわしたので、
勤務先の図書館にて『同じ月を見ている』(全7巻)を借りました。
(図書館にはこれしか置いてないけど、とても多作な方です。

同作品は、平成11年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
のちに映画化もされています。

主人公のドンちゃんは貧乏で母は死去、父は酒乱。
バイトが忙しくて学校も休みがち。いつも空腹で、ひとづきあいも
勉強も不得手で馬鹿にされています。

しかし彼には、他者の本当のきもちがわかる不思議な能力、
そして絵を描くことにかけてハンパない才能があるのでした。

そんなドンちゃんを慕う心臓に病を持つエミ、医者志望のテッちゃんとの
三角関係をベースに、物語は繰り広げられてゆきます。
ドンちゃんの短い生涯は、どこか宮沢賢治の世界と重なります。

(以下、ドンちゃんのセリフより抜粋)

「しょうがないよ。傷つけないひとも 傷つかないひともいないよ。」

「エミ… さっきのは 永遠の場所じゃない
そう呼べるものは あすこ(地球)で 自分で見つけるしかないんだ。

たった一人で 誰よりも苦しんで 誰よりも傷ついて
受け入れて 手放して 

その時と その場所が… 永遠なんだよ。」 


あるひとが、言いました。
ドンちゃんの姿を見ているうちに、ドンちゃんが鏡となって、
自分の醜さが映って見えてくる、と。

あたしは、こう感じました。
ドンちゃんは菩薩心のかたまりだから、ひとの醜さの奥の奥の
仏が反応するんだろう。ドンちゃんと関わったひとはみんな、
にごりをへて澄んでゆく。

あたしのなかに、ドンちゃんがいる。
みんなのなかに、ドンちゃんがいる。
どんなひとのなかにも、仏性がある。
地獄 餓鬼 畜生 修羅… 蓮は泥の中に咲く。

1999年当時の作者曰く、
~周りから古風とか、泥いとか評価を固められつつあるオリ。
へばよ、逆に何が新しいのか聞きたいもんだな。
オリは『同月』を未来の読者に向かって描いてるつもりなのよ。~

土田世紀様。ここに、ちゃんと未来に届いてますよ。
結局、全巻買っちゃいました!
このたび、祈りをこめて、どんげ漫画大賞を捧げます☆

さいごに、きょうは満月で部分月食 だから質問。

月を眺めながら、誰を想いますか?


*画像は AstroArts より拝借しました
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by udonge7030 | 2012-06-04 05:48 | 未司書の世界


酒と 歌が あるから