桜梅桃李



輝くおばさま

c0234001_9492637.jpg



























今までにも、「あれ?」と階段を踏みはずすような感じはあった。 
あれはお産後。31才・34才・37才の頃だ。

三子の授乳後は、おっぱいが縮んで寂しいものの、これで思う存分お洒落できる!
髪も伸ばすぞーと思ったら、円形脱毛症がはじまった。
おかげさまでいまでは自称・ハゲのエキスパートになり、最近ではハゲラッチョ♪
にシンパシーを感じるハゲ熱烈歓迎☆

44才。なんとなくぱっとしないぞ。
更年期に突入なのかも… 

更年期とは、閉経そのものではない。
思春期や反抗期のように、非常に曖昧かつ個人的なものだと思う。
更年期症状とはよく言われるが、ふさぎ込むとかのぼせが
一様にあらわれるわけではないのだ。

試しに身近なかたに、そのあたりいかがですか? と尋ねてみる。
Tさんは51才だが、初々しく軽やかなひとだ。
最近孫ができたの、と歓んでいる。

Tさん曰く、命の母(漢方か?)は効くらしい。
なによりも、孫の存在が効くという。
あたしには孫はいないので、ていうかまだ幼い息子がいるし、めんこい猫もいる。
やっぱ孫って違うんだろうか。 

秋口から肌の調子が悪く、ああ毒出しがうまくいってないんだな、
腎がくたびれているんだろう、と試しに漢方薬局へ相談に行ってみたら、
担当者が若い男子でがっくし。
相手はプロだといっても、話しにくいことはあるものだ。


ある日、お化粧でも新調しようかな、とコスメショップへ足を延ばすと、
珍しいことに年配の女性がいた。
東海林のりこ風のそのひとは、売り込みは一切せず、
「お肌が荒れているんですね。ちょっといいかしら?」
ひと刷毛ふた刷毛、負担のない程度にササっとメイクしてくださった。

すると、一瞬で見違えるほど美人になった!
お店の女の子たちが、尊敬の眼差しで遠巻きに見ている。
「あの日は、一日いい気分で過ごすことができました。」
もし、再度『東海林さん』にお逢いできたら、きっとおれいを言いたい。

ほんとうは、化粧品売り場なんて大嫌い。
キレイにお化粧した店員さんが、メイクしてくれるんだけれども、
これがたいていやりすぎでブスになる。売り込みも酷くて辟易するし、
帰りはトイレに駆け込んで化粧落としをするという始末。


最近思う。
40~70代の女性が第一線にいるといいな。
若い子が悪いとは言わない。むしろ大好きだ。
でも、齢を重ねた女の身心をサポートできるのは一流のプロか、
おばさましかいない。しかし、誰でもいいというわけじゃないので、
素敵なおばさまを求む!

いままではダンスやヨガや恋など、自家発電でまかなえたけど、
これからはどうなのかな。あたしの機嫌をとりつつ、楽しくやっていきたい。

いつまでも若く いつまでもキレイで~
そんな時代のニーズもわかるンだけどさ、齢くらい気ままにとらせてくれよ。
オカマみたいに正直で優しい、カッコイイババアになりたい。

女盛りは結構長いが、娘時代は短い。
あたしの精神的娘時代は長すぎた。

繁殖期を過ぎてからの女の人生は長いのだから、のんびりいこう。






   
[PR]
by udonge7030 | 2012-12-30 11:25 | どんげがゆく!
<< お目出度い夢 こんなクリスマス >>


酒と 歌が あるから