なんにも予定のない朝 目覚めると
猫がふとんに入りたがるので 入れてやる
ひゃー きもちいいね
まっぱだかで 猫を胸にかき抱く
猫の ごろごろ音と
つるつるすべすべ の触感にまどろんでいると
伴侶が 飲みなよー と水を一杯手渡す
しばらく すりすりしていると
伴侶が こぼさないでよ とチャイティを枕元に置いてく
猫が 豹だったら 抱き甲斐あるんだけどな
あたしが猫サイズになるのも 悪くない
と妄想しつつ なおも すりすりしていると
ついに 時間切れ
「ごめん 起きたよ なんかやるわ」
「じゃあ ゴミをまとめて」
恋猫トラちゃん また しゅりしゅり しようねえ
息子ら いってらっしゃい ごきげんよう
ゴミ出し ィよろしく